まいっか、があるとUXは終わらない

まいっか、があるとUXは終わらない

UXのことを考えるとき
使い続けている財布のことを考えます。

数年前の誕生日に財布を落としました。
記念すべき30歳の誕生日でした。
クレジットカードもキャッシュカードも免許証も保険証も入ってました。

交番に遺失物届をだすとき
「なくした日はいつですか?」
「昨日です」
「誕生日はいつですか?」
「・・・昨日です」
というやり取りが地味につらかったです。

それから、使いやすい財布を探しました。
・カード入れが少ない(落としたときのショック緩和)
・さわり心地がいい(無くしてないことをさわって安心したい)
・カバンの中で見つけやすい明るい色(一目で、ある!と確認したい)
買ったのは一週間後です。

以来、使い続けています。
使っているときには『使いやすい』と思いません。
むしろ、なんとも思いません。

この『使っているのになんとも思わないで使ってる』ことがUXで目指したいことなのです。

気になるところ、違和感を「まいっか」にしちゃうと
理想の財布(UX)には近づけないのです。

(WIKI的にいうとUXとはユーザー体験を指します。
その辺は「UXとは」で調べるとごまんと出るのでこの記事では割愛しております。)

すが

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すが
すが sugawara

笑って人生を終えることを目標に、30代に突入してからバスケ、スノボ、ダイビング、登山、自転車旅行、温泉、旅行、野球観戦(順不同)をはじめ、時間って有限だなぁとしみじみ考えています。