エクセルの業務からEAPに乗り換えようと思った時のためのポエム
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エクセルの業務からEAPに乗り換えようと思った時のためのポエム

最近ブログのネタ切れなので、今回はポエムです。企業ブログとしては、厨二病並みに恥ずかしい投稿なので読まないでください。

「所有」と「体験」

「所有から体験へ」というスローガンは、もはや流行の過ぎたファッションのように感じるのです。
そもそもが「物欲を満たす」という人の欲求は、「物を手に入れる」ということに価値のあった一定年代の層だけに当てはまる現象であって、それ以前の世代だと、また別の価値観で日々の暮らしは成り立ってきたはずなのです。なので「物が売れなくなった」のは、ユトリでもサトリでもなく、そもそも「物」自体は生きる上で必要不可欠なだけでもなく、物を「欲しい」と思わせるのは、見栄や自己表現といった心理的作用に依るものではないかと。「所有」も「所有する体験」であるわけなので、冒頭の「所有から体験へ」というスローガンは、トートロジー(同義語反復)な気がしてなりません。

「作る」から「使う」へ

日本人は、昔から徹底的に突き詰めて研鑽していく気質に溢れた人々の集まりのように思います。特に「物」を作ることに関しては、本当に高度に突き詰める気質があり、そんな高度な「物」に幼い頃から囲まれていると、自然と「物」を見る目も厳しくなり、という循環があるように思えます。「システム」の観点から言うと、これだけスクラッチ型のシステムを志向するのは世界を見渡しても日本くらいだと。パッケージ型システムでも、もはや原型を留めない程弄るのは、日本だけだと、インド人の知り合いに笑われました。
システムは、どこまでいっても「道具」です。一見、テクノロジーが提供しているサービスにも感じますが、サービスを実現する上での「手段」として使われているだけなので、ビジネスにおいては、そもそも何を提供して、何を対価として受け取り、どのような仕組みでそれを継続するのか、というモデル(ビジネスモデル)がありきで始まるので、○○システムを導入すれば、全て解決!なんていうのは、詐欺師の言葉と同じだと思った方が間違いないかと。「道具」なのですから、どのように「使うか」がはっきりしていないと、道具に振り回される仕事をする羽目になります。

 

EAPとどう繋がるのか

EAPは、ユーザーの「顔」や、企業の「顔」が見えるようなサービスにしたい、という価値観があります。道具に振り回されている人の「顔」は魅力的なワケがなく、企業のファンであるユーザーも離れていってしまいます。そういう意味において、山のように満ち溢れる「物」や「サービス」から選ばれるのは、その「物」や「サービス」の魅力や価値を、本当に価値と感じている企業担当者の方々の発信や仕掛けが伝わることにあるように思います。数字による説得力は、ただの試算や裏付けに過ぎません。
ユーザーとのコミュニケーション手段として、現在は「アプリ」というデバイスが有効である、という理由から、アプリプラットフォームに形態をとっていますが、EAPを利用して頂く本質は、運営される企業担当者様たちの「顔」なのだと、強く感じるのです。

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