CakePHPのログ出力

CakePHPのログ出力

最近CakePHPでの実装をする機会が多いのですが、ログ出力はだいたいLOG_DEBUGとLOG_ERRORの2つの定数しか使っていませんでした。

他に定数が無いのかと調べたところ、以下のものが定義されていました。

“`cake/libs/cake_log.php(CakePHP1.2.6)
190 * ### Types:
191 *
192 * – `LOG_WARNING` => ‘warning’,
193 * – `LOG_NOTICE` => ‘notice’,
194 * – `LOG_INFO` => ‘info’,
195 * – `LOG_DEBUG` => ‘debug’,
196 * – `LOG_ERR` => ‘error’,
197 * – `LOG_ERROR` => ‘error’
“`

これらの定数をログ出力の第二引数に指定すると、定数に定義された文字列でログファイルが作られます。
文字列を直接指定しても問題ありません。

“`ログ出力のコード(文字列を指定)
$this->log(“This is a log.”,”oreno”);
“`
以下のようなファイルが作成されます。

“`ログファイル
[user@localhost ~]# ls -l /var/www/app/tmp/logs/
合計 30508
-rw-r–r– 1 apache apache 31221786 10月 18 11:52 debug.log
-rw-r–r– 1 apache apache 0 10月 2 14:40 empty
-rw-r–r– 1 apache apache 11191 10月 18 11:52 error.log
-rw-r–r– 1 apache apache 661 10月 18 11:52 oreno.log ※ここに出力される
“`
数値でも大丈夫でした

“`ログ出力のコード(数値を指定)
$this->log(“This is a log.”,1981);
“`

“`ログファイル
[user@localhost ~]# ls -l /var/www/api/app/tmp/logs/
合計 31072
-rw-r–r– 1 apache apache 656 10月 18 11:57 1981.log ※ここに出力される
-rw-r–r– 1 apache apache 31796591 10月 18 11:57 debug.log
-rw-r–r– 1 apache apache 0 10月 2 14:40 empty
-rw-r–r– 1 apache apache 11711 10月 18 11:57 error.log
-rw-r–r– 1 apache apache 661 10月 18 11:52 oreno.log
“`
私の誕生した西暦のログファイルが作られました

※上記の情報はCakePHP1.2.6の古い情報なので最新版では変わっている可能性があります

今の最新の安定版2.3.1では以下のとおりでした

“`lib/Cake/Log/CakeLog.php(CakePHP2.3.1)
391 * ### Types:
392 *
393 * – LOG_EMERG => ‘emergency’,
394 * – LOG_ALERT => ‘alert’,
395 * – LOG_CRIT => ‘critical’,
396 * – `LOG_ERR` => ‘error’,
397 * – `LOG_WARNING` => ‘warning’,
398 * – `LOG_NOTICE` => ‘notice’,
399 * – `LOG_INFO` => ‘info’,
400 * – `LOG_DEBUG` => ‘debug’,

TAG

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
金子 将範
エンジニア 金子 将範 rubyist

新しいことや難しい課題に挑戦することにやりがいを感じ、安定やぬるい事は退屈だと感じます。 考えるより先に手が動く、肉体派エンジニアで座右の銘は諸行無常。 大事なのは感性、プログラミングにおいても感覚で理解し、感覚で書きます。