Sony Tablet Pが届いたよ!

Sony Tablet Pが届いたよ!

先日行われたGoogle Developer Day 2011 東京に参加したのですが、その中で行われていたデベロッパー サンドボックスでSONYさんがSony Tabletを展示していたんですね。
上下2画面という独特のスタイルが気になっていたので触らせてもらっていたんですが、「抽選で10名に無料で1年お貸しします」とのパネルが!
参加するデメリットが何もないので抽選券をもらって、抽選時間に再びブース前へ。
抽選番号が次々に読み上げられ、1台、また1台と当選者が決まって行く。
「あー、こりゃダメだったかなー」と思っていたら最後の1台で見事に当選!!やったー!!
そんな経緯でSony Tablet Pを貸してもらえることになったのですが、諸事情により遅れましたがついに手元に来ました!!
sony_tablet_p

まだ設定とかしただけだから詳細なレポートとか開発についてとかはまた後ほど。
だけど、初っ端からいくつか問題点が出てきたので他の人にも役立つかもなーと思うので書き記しておきます。

  1. PCとUSB接続してもPC・Tablet Pともに無反応
    これ、一番悩みました。まずは反応してくれないことにはUSBドライバだのをなんとかすることすらできないですし。
    ちなみにTablet P側で「USBデバッグ」をONにする、とかそういう話ではないです。本当に無反応なんですよね。
    これの解決策(?)は「PCとTablet PをUSBケーブルで繋いだままTablet Pを再起動」でした。
    起動シーケンスの途中でPC側にデバイスドライバのインストールが開始されて何事かと思いましたが・・・
    でもこれだけじゃADB/DDMSからの接続はできなかったりします。
  2. ADB/DDMSでの接続 – USBドライバの設定
    おそらくここはWindowsのみのお話。
    pathtoandroid-sdk-windowsgoogle-usb_driverandroid_winusb.inf
    の[Google.NTx86]セクションと[Google.NTamd64]セクションに以下の内容を追加する。

    ;SONY Sony Tablet P
    %SingleAdbInterface% = USB_Install, USBVID_054C&PID_05D2
    %CompositeAdbInterface% = USB_Install, USBVID_054C&PID_04D2&REV_0100&MI_01
    ;SONY Sony Tablet S
    %SingleAdbInterface% = USB_Install, USBVID_054C&PID_05B4
    %CompositeAdbInterface% = USB_Install, USBVID_054C&PID_05B4&REV_0100&MI_01
  3. ADB/DDMSでの接続 – Android 3rd Party USB Vendor Listの編集
    pathtouserSettingDirectory.androidadb_usb.ini
    例えばWindowsならC:Documents and SettingsUserName.androidadb_usb.ini、
    Linux/MacOSXなら/home/UserName/.androidadb_usb.iniなどに

    0x054C

    という行を追加します。
    ・・・元々このファイルがある場合には「DO NOT EDIT」とか書いてあったりしますが・・・
  4. ADB/DDMSでの接続 – ADBサーバの再起動
    以下のコマンドを実行してADBサーバを再起動

    adb kill-server
    adb start-server

これでめでたくSony Tablet Pで開発する準備が整ったことになります!
2画面用のアプリを作るためのSDKやサンプルも公開されているようなので追々やってみたいと思います。

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やまま
スペシャリスト やまま yamama

マンガとアニメとゲームから錬成された宇宙大好きエンジニア。 軌道エレベーターで行ける静止軌道上のコロニーに住まいを移し、ゲームやってマンガ読んでアニメ見て爆睡、ゲームやってマンガ読んでアニメ見て爆睡、という生活を夢見ながら今日もコードを書き続けるのだった。